2022年1月26日水曜日

立山黒部アルペンきっぷで行く北陸旅行 1日目(2021-11-20)

こんにちは。いまだ前回書いたどこでもきっぷについて書き終わってないですが、こちらについても書いていこうと思います。あと、佐渡旅行についても書きたいです。はてなブログかフォートラベルに移植しようかと思っています。

概要

立山黒部アルペンルートに行きたい、ということでJR西日本・JR東海が発売している「立山黒部アルペンきっぷ」を使って旅行してきました。

1日目:京都から金沢へ。友人宅で一泊
2日目:金沢から富山へ。アルペンルートを通り抜け信濃大町に至り一泊。
3日目:信濃大町から糸魚川へ抜け、氷見に至り一泊。
4日目:氷見から高岡・魚津をまわり帰宅。

旅程のポイント(目的)

冬期期間(11月)のアルペンルートを楽しみ、各乗り物も楽しむ
大町山岳博物館で生きたライチョウを見学する
安曇野ちひろ美術館でいわさきちひろの作品を楽しむ
氷見で海鮮を楽しむ
富山中心部を見学し、県庁所在地がどのような感じなのか体験する
魚津埋没林博物館で埋没林を見学する

今回のきっぷについて

立山黒部アルペンきっぷを使った。いろいろコースがあるものの、今回選んだのはJR西日本の往復北陸線コースでお値段は24360円。
京都から金沢までは特急サンダーバードの指定席が往復各1回ずつ、金沢から糸魚川までの区間は北陸新幹線の自由席が使用可能だ。
このきっぷのポイントは、アルペンルートが何度でも乗り降りし放題の点にある。富山地方鉄道の立山駅でこのきっぷを見せると、アルペンルートのフリーきっぷが貰えるのだ。また、大糸線各駅、糸魚川駅、富山駅、金沢駅での途中下車が可能である。
発売期間は例年アルペンルートの開業期間で、連続8日間使用可能ということもあり、途中下車と組み合わせて旅程の自由度が高いところも魅力的だった。

往復北陸線経由コース

アルペンルートのフリー区間

1日目

京都から始発で富山に行くと、アルペンルートや信濃大町での時間が制約されるため、友人に会うのも兼ねて金沢に前泊することにした。
夕方、京都駅からサンダーバードに乗る。人身事故の影響で、一駅前まで来ていた電車を30分待った。再来年には敦賀までしか行けないんだろうな、と思いながらうとうとしていると金沢に着いた。

今回のきっぷ。サンダーバードの指定席券はまだ出してない

昔はサンダーバードで富山まで行けたけど


16:10京都発→18:27金沢着 サンダーバード31号(30分程度遅延)
北陸ロマンで起こされて金沢に到着。2年ぶりくらいの駅前だった。月曜休めば4連休になる直前の金曜日だったためか、どこのご飯屋さんも異常に埋まっていた。おいおいコロナはどうしたという感じである。私も移動していたのであるが。


例の金沢駅

尾山神社。ステンドグラスが綺麗だった。

夜中の金沢城公園。今回も百名城スタンプを逃した。

高校の友人とご飯を食べ、泊めてもらった。友人に会えてとても嬉しかった。次の日からは3日ぶり人生2度目の一人旅である。

2022年1月11日火曜日

JR西日本どこでもきっぷで行く中国地方・1日目(2021-11-26)

こんにちは。JR西日本のフリーきっぷがあったので旅行してきました。

概要

島根に訪れたことがなかったので行きたい、ということでそこを中心に「どこでもきっぷ」を使って旅行しました。

1日目:家から京都・岡山を通過し島根へ。松江から出雲を抜けて大田市で一泊。
2日目:大田市から津和野・岩国を通り広島で一泊。
3日目:広島から呉へ。広島に戻り帰宅。

旅行のポイント(目的)

最後の定期運行国鉄型特急「やくも」(381系)に乗車する
松江城に登城し、残る国宝五城を姫路城のみにする
松江城下町を楽しみ、小泉八雲記念館で展示を学ぶ
11月(神在月)に出雲大社に参拝する
世界遺産:石見銀山を見学する
山陰の小京都:津和野で街並みを楽しみ、森鴎外記念館を訪れる
SLやまぐち号に乗車し、駅弁・車両を楽しむ
錦帯橋を見学する
てつのくじら館で潜水艦の実物を見学する
アレイからすこじまで生きた潜水艦を見学する
平和記念公園を再訪し、原爆に関する展示を学ぶ

今回のきっぷについて

JR西日本のどこでもきっぷを使った。これは前年度のどこでもドアきっぷのJR西日本区間だけバージョンのきっぷで、お値段22000円。これでJR西日本区間の普通電車・特急・新幹線が乗り放題という優れもの。今回は3日間でかなり無理な行程を組み、特急王国の山陰を通ることもあって新幹線・特急をフルに使えるこのきっぷを使用した。

いいきっぷですね

今回のきっぷ


1日目

始発の新快速で新大阪まで行き、山陽新幹線で岡山へ。
(さくら543号 6:50→7:40)


乗ったのはさくらでした。快適

姫路城が見えた


岡山から特急やくもに乗り継ぎ、松江へ。381系に乗りたかった。一度は国鉄型特急に乗ってみたかったので。振り子を感じた。車窓から見える石州瓦、とても良かった。途中で居眠りしてしまったが。3号だけどパノラマグリーンではなかった。残念。

(やくも3号 8:05→10:38)


今となっては最後の定期運行国鉄型特急、やくも


ダクトで前の席はない。足が伸ばせる。



大山が綺麗に見えた。車内放送もあり。

鬼太郎のラッピング車両が。ラッキー


松江に着き、観光案内所で地図を入手しひたすら歩く。松江駅→松江城→武家屋敷→小泉八雲記念館→小泉八雲旧居→松江駅の順。駅が遠い。くにびき大橋、松江大橋、宍道湖大橋を渡った。宍道湖大橋が景色を楽しめてよい。
松江城では3館共通券(1100円)を購入。登って降りるまで構造に飽きることがなかった。城スタンプを押し忘れる痛恨のミス。松本城、弘前城でも同じミスをしたのに学習したいものだ。時間の関係で松江歴史館には寄っていない。

天守の手前には興雲閣という建物がある。当初明治天皇の行在所として作られ、迎賓館として使われたのち今に至る。無料で見学できるしカフェもあるので立ち寄るべき。

武家屋敷は貸し切りだった。鼕(どう)の展示がしてあった。祭りに使う太鼓である。かなり広いので共通券を買ったら見るべきである。

小泉八雲記念館、展示が非常に充実している。日本古来の精神と小泉八雲について滔滔と展示されている。実際に使われていた当時の品々の他、時代ごとの八雲の足跡がパネル、資料にまとめられておりかなり楽しめる。小泉八雲旧居については別料金だが、展示を見た後なら課金して見ておくとなお楽しめると思う。

なお、島根と言えば足立美術館や和鋼博物館もあるが、今回は行程の都合上行けなかった。鉄道フリーきっぷなのでしょうがない。

松江城。生け垣が撤去されたみたい。


構造は非常に面白い


天守より宍道湖を望む


堀。大きいしめっちゃ綺麗。彦根城といい勝負

レトロ建築、興雲閣


小泉八雲旧居。記念館の方もとても良かった。


わりごそばではなく釜揚げそばにした。720円


風がとても強かった


非常に美しい景色


快速アクアライナー(なんかダイヤ改正で廃止になるらしいですね)に乗って出雲市駅まで行く予定だったが、列車の遅れのアナウンスが。駅構内で出雲そばを食べていると出発してしまった。悲しい。そこで一畑電車は松江しんじ湖温泉駅まで歩き、そちらに乗った。駅から電車まですべてにフリーWi-Fiがついている。最高の電車である。通信制限にあえいでいたので非常に嬉しかった。一畑口では平地にもかかわらずスイッチバックする。戦時中その先の鉄道を資源供出した名残らしい。

基本的に松江から出雲大社までは本数もあるし一畑電車を使うべきなのである。車窓も非常に素晴らしい。当初予定通りに出雲大社に着くことができた。松江しんじ湖温泉から出雲大社前まで乗車。
(一畑電車 14:16→15:18 820円)

2016年の新造車両、7000系


出雲大社では良き縁に巡りあえるよう必死にお参りした。なむなむ。2礼4拍手1礼らしく、最初2拍手してたのでやり直した。おみくじを引いたが結構いいことが書いてあった。日が暮れる前に一通り回る。稲佐の浜は護岸工事中だったので行かなかった。稲佐の浜の砂が素鵞社にあるのを確認だけしておいた。床下にあるのでもらう人は気を付けてください。

神祜殿(資料館)も課金して見ておいた。古代本殿の柱、太いな~と思う限り。ほぼ柱を見るために存在する建物。

出雲大社前駅は登録有形文化財。ステンドグラスが美しく、また駅自体も木造改札など趣がある。重要文化財である旧国鉄大社駅は絶賛改修中。また、時間の都合上見に行けず。まあ内部見れないので仕方がない。


鳥居、4つあり別の素材らしい。一応全部見た


拝殿。格調高そう


本殿。あと真ん中に写ってる国旗がデカすぎる

神楽殿。そしてクソデカしめ縄


レトロかつお洒落な出雲大社前駅。


ステンドグラス、美しかった


3丁目の夕陽で使われた電車。内部見学可能

出雲大社から出雲市駅まで行き、普通列車で久手駅に向かう。出雲市駅ではマンホールカードがもらえるが、時間外のためもらえず。
(一畑電車 出雲大社前駅から電鉄出雲市駅 17:01→17:24 500円)
(山陰本線 浜田行き 出雲市駅から久手駅 17:50→18:28)

帰りの一畑電車。2000系。


キハ120 300番台?


ブレた久手駅


ビジネスホテル。もの寂しかった

久手駅で降り、宿泊。素泊まり3900円というだけで選んだが恐ろしく暗い田んぼ道をひたすら歩く羽目になった。徒歩10分のところにローソンがあることは事前確認済みだったが、このときほどコンビニのありがたさを思い知った時はない。というわけで1日目終わり。