M800。写真の適当さはご愛敬。 |
買った当初は普通にはまっていたので、何か自分の使用に原因があったのだろうなと思いつつ尻軸にはまらないまま2年ほど使っていました。しかし、インクの洗浄の際、誤ってペン全体を水につけてしまったことがあったことをふと思い出しました。ペリカンの万年筆の胴に使用されているレジンは水を吸って膨張するので、水につけておくのはご法度なのは周知の事実です。つけてしまった当時もそのことは知っており、ヤバイと思ったのですがあまり見た目に変化もなく、乾いてクラックが入ることも無かったので放置していました。
さて、これを思い出して軸の膨張によりキャップが途中から入らなくなったんだろうな~と推測したものの、特に対処法が思いつきません。そもそも水につけてから2年なおらなかった時点でどうしようもないことは自明です。こうなった場合素直に購入店舗に相談しましょう。
悪魔の修理方法
ワタクシはアホなので、自宅で何とかしようとしました。何とか改善したいなと思い、ない頭をひねった結果、でてきた案が「尻軸を削る」というものでした。ちゃんとした万年筆のオーナーさんがこれを見たら大炎上しそうです。そもそも水につけた時点で炎上します。
楽しい修理方法
①オルファのクラフトナイフS型で尻軸を薄く削った。おわり
吸入時回転させる部分と軸との間に段差があったので、それが滑らかになるように薄く削りました。結果綺麗にはまるようになり実用性は戻りました。やったね。
教訓
万年筆には純正のインクを、できれば一本一色に絞って使い、ダメと言われた使い方はしないようにしましょう。
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